
山形国際ドキュメンタリー映画祭が熱狂!
世界でもっとも有名な日本の映画祭ともいわれる〈山形国際ドキュメンタリー映画祭〉。2005年、第9回目の同映画祭に『セキ★ララ』(原題『Identity』)は正式招待された。ふだんは格式のある映画祭が「アダルトビデオ」を上映するとあって、事務局には問い合わせが殺到。急きょ、会場を大ホールに移して上映が行われた。国際映画祭にAVが招待されるのも事件なら、ドキュメンタリーの上映に観客が殺到して会場が変更になるのも、まさに事件!
AV女優、AV男優として生きる在日の人々
監督の松江哲明(まつえてつあき)は、日本映画学校の卒業制作『あんにょんキムチ』(99年)で一躍注目を浴びた1977年生まれのドキュメンタリー作家。キムチが苦手な在日コリアン三世という、自身のアイデンティティ探しを描いた前作に引き続き、今回はアダルト業界に生きるユニークな「在日二世」&「三世」たちの、まさに身も心も裸になった姿をカメラに収めている。新人女優・相川ひろみが、生まれ故郷の尾道へ向かう旅を追った〈ロードムービー編〉と、中国人女優・杏奈と自宅に“38度線”がある男優・花岡じったの〈1日デート編〉の2部構成。
女性も共感できる、エロ笑っちゃう人間ドキュメント!
本来ならばDVDの発売のみで終わったはずの『セキ★ララ』……それが、多くの映画ファンの希望にお応えして、ついに一般劇場公開(R-18指定)されることとなりました。意外にもこの作品、男性よりもむしろ女性たちから圧倒的な支持を得ている。なにせハダカになった男女のエロ笑っちゃう場面の連続なのだ。ドキュメンタリーとしても親しみやすい本作は、人気AVメーカー・ハマジムから発売中のDVD版(『Identity』)より30分ほど短いディレクターズカット版。プロデューサーはカリスマAV監督でもあるカンパニー松尾。映画を観てからオリジナルDVDを観ると、いっそう面白い!

シネマアートン下北沢(6/3〜)ほかで劇場公開決定! |